UiPath Studioとは

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uipathとは

UiPath Studioとは

UiPath Studioとは、自動化ロボットを作成するための統合開発環境(IDE)です。画面の構成としてはEclipseなどの他の統合開発環境と似ている部分も多いため、直ぐに開発に取り掛かることができると思います。UiPath Studioは2016年より公開されており年に数回の頻度でバージョンアップを繰り返しています。

なお画面上は英語で構成されておりますが、UiPath社より日本語ドキュメントが公開されておりドキュメントを見ながら開発をすることにより英語による作業負荷を減らせます。2018年3月時点の最新バージョンはv2018.01です。下記はUiPath社が公開しているリリースノートです。

https://www.uipath.com/release-notes英語

豊富なアクティビティとプロパティ

UiPath Studioでの開発は、アクティビティ(Activities)と呼ばれるロボットの動作をドラッグ&ドロップで指定していくことが基本となります。
かなりの数のアクティビティが用意されており、またアクティビティに対してプロパティと呼ばれる動作の補足を設定することで、Windows上で行うほとんどの操作をカバーすることが可能です。

またコア機能として提供されるアクティビティと、拡張機能として提供されるアクティビティとで分かれており、開発者が必要とするアクティビティを選んでインストールすることができます。

特にWindowsでよく使用するエクセルやOutlookなどのアプリケーション用のアクティビティが豊富に用意されており、エクセルの起動やOutlookからのメール送信などはたったひとつのアクティビティのみで実行することも可能です。

レコーディング機能

UiPath Studioでは強力なレコーディング機能を備え、Windows上で開発者が行った操作を記録し、それをそのまま自動化することが可能です。レコーディングした操作はUiPath Studio側でアクティビティに置き換えられ実行することができます。

また自動化シーンに特化したレコーディングの種類が用意されており、基本的な動作をレコーディングする「Basic」やデスクトップアプリケーションに特化した
「Desktop」、Web上での文字の入力やデータを取得できる「Web」、仮想環境でのレコーディングを想定した「Citrix」の4種類のレコーディングが用意されています。

デバッグ機能

高機能なデバッグシステムも用意されています。各アクティビティにブレークポイントを設定でき、デバッグ実行した際にブレークポイントで動作を停止し変数の中身や動作を検証することができます。またスロー実行機能やステップイン、ステップアウト実行も可能となっています。

プログラミングの使用

UiPath社では開発にプログラミングが不要と謳っていますが、ある程度のプログラミング知識があったほうが自動化ロボットの開発がスムーズに進みます。

特に変数や配列、繰り返し処理などの知識は自動化ロボットを開発するうえで必要な知識だと思います。
また.NETのプログラミング知識があることで、文字列操作や日付操作などで簡単に変数を操作することが可能です。

オブジェクト指向的考え

RPA開発ツールは作成したプロジェクトが煩雑になりがちですが、UiPath Studioではオブジェクト指向的に、作成したシーケンスやフローを別のフローから呼び出すことができ、同じ処理を繰り返し作成する必要はありません。
継承などの使用は現時点ではできませんが、フローを分離しライブラリに登録することで作成した自動化処理を、会社や個人の資産として活用することが可能です。

まとめ

現在様々なRPA開発環境がありますが、中小企業や個人にとってここまで高機能な開発環境を無料で使用できることはRPAの大衆化という点で大きなポイントだと思います。

UiPath Studioではビジネスプロセスを自動化するうえで様々な手段方法があり、どのアクティビティを使用するかなど開発者にとって悩みどころではあるのですが、開発環境の理解を深めることによって、Windows上のプロセスを自由に自在に自動化することができます。

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