ジェネリック型変数

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

 

このページでは聞きなれない言葉である、ジェネリック型変数について説明していきます。

ジェネリック型変数とは

UiPath Studio独自の型で、1つの決まった型ではなく「テキスト」「数値」「日付」や「配列」など複数の種類のデータを格納できる変数の型をジェネリック型変数といいます。その他のプログラミング言語では、型が決まっていることが多くあります。複数の型を持てるということは使い方によってはエラーを引き起こす可能性があることを理解しておきましょう。

ジェネリック型変数の作成方法

ジェネリック型変数の作成方法も通常の変数の作成方法と変わりありません。Variablesパネルや「Ctrl+K」、Create Variableなどから作成することが可能です。変数の作成方法の詳細は変数とはを参照してください。なお「Ctrl+K」から作成した場合の多くはジェネリック型変数となるため、不要なエラーを生まないためにも型の確認は行いましょう。

使用例

実際にジェネリック型変数を使用した場合の動きについて確認します。

文字列をメッセージボックスで表示する。

ジェネリック型文字列をメッセージボックスで表示してみます。

ジェネリック型Stringをメッセージボックスで表示する

文字列も正常に表示されることを確認できます。

(実行結果)

文字列の実行結果

数値をメッセージボックスで表示する

引用符で囲まれていない数字の「1」をジェネリック型の変数に格納しメッセージボックスで表示してみます。通常メッセージボックスは「String」型のみ表示できるため、「toString」等で文字列に変換する必要がありますが、ジェネリック型変数の場合は、UiPath内で文字列と判断しエラーなく表示することが可能です。

ジェネリック型のINTをメッセージボックスで表示する

(実行結果)

整数型の表示結果

型が混在した場合の動き

引用符で囲んだ文字列としたジェネリック型変数と、整数値としたジェネリック型変数が混在した場合の動きについて例を示します。「test1」は整数値の「1」を代入し、「test2」は引用符で囲んだ文字列「2」を代入して、メッセージボックス内で「+」してみます。どちらもジェネリック型変数としています。

ジェネリック型。型の混在

整数値と文字列の混在型ですが、これを実行するとどちらも「整数値」と判定され、結果は「3」と表示されます。

型混在した場合の表示結果

ジェネリック型変数は最初に代入された値を元に型を推測するようで、「test1」を文字列の「”1″」、「test2」を整数値の「2」とすると文字列の結合で「12」と表示されます。

混在パターン2

(実行結果)

どちらも文字列と判定され、「1」+「2」が「12」と表示されます。

混在パターン2の実行結果

まとめ

UiPath独自の変数の型であり、様々な値を入れることができるジェネリック型変数ですが、使い方によっては想定外の動作になることもありますので、変数を新規に作成した場合は、常に型を意識するようにしましょう。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*